やる気のない社員はどうする?
報告がない。協調性がない。挨拶ができない。いやいや仕事をしている。仕事はやりっぱなし。いつもだらだら。人の問題は、よくある経営相談の1つかな。
人材育成系のコンサルを受けたところで、その取り組み自体を馬鹿にしている社員も多く、残念ながらそう簡単には人を変えることはできません。
採用基準や業務の仕組みに問題があるケースもあるのですが、そうではなく人間としての質の問題も正直あると思います。どうしようもないです。笑
城岡さんは、こういう悩みないですか?と聞かれることもあります。もちろん僕も人を雇う立場として、いろいろ経験はあります。
でも、自分が人を変えるなんてことは一切考えていませんし、そんなことは自分にはできません。
頑張った人には頑張ったなりのリターンがあり、手を抜けば手を抜いたなりのリターンがある。収入だけではなく、信頼関係、信用、チャンスなど、豊かさを手にするもしないも自分次第と思っているので。
ストレートに言うと、頭が悪いのです。本人はできる人と思ってることが多いですが。笑
会社・仕事・お客様を大切にしているか。
今与えられてる仕事を大切に思えるか。その気持ちがとても重要と思っています。
お客様がいるから売上が上がり、会社があるから仕事をいただくことができる。そして、その中で必ず自分の役割がある。
お客様への対応が悪かったり、いい加減な仕事をするということは、結局自分の役割を放棄しているということ。
会社・仕事・お客様を大切にしていないということになり、それは自分自身の人生を大切にしていないことを意味します。
こんなに頑張ったのに評価されないという愚痴
「来年、フルマラソンにチャレンジするので、毎日トレーニングすることになりました!」もしこのような話を聞いたら、「おお!それはすごい頑張って!」となります。
もし仮に、完走できなかったとしても、「頑張ったね!また来年に向けて頑張って!」と声をかけると思います。
でもその挑戦を知らずに「フルマラソンにチャレンジしたけど、完走できませんでした。」と突然言われたら?
「へぇぇそうなんだ。すごいねフルマラソン!」くらいしか言えないかもしれない。
何に挑戦しているかもわからず評価などできない。もっとシンプルにいうなら、コミュニケーションなしに評価はされないということです。
結局は、人や仕事を大切にできるかどうか。
多分ですが、一般的にダメ社員と言われてる人が、この記事を読んでも「ふん、何を言ってんだか...」くらいにしか思わないでしょう。
自分を高く評価し、自分がいないとこの仕事は進まないと思い込み、自分がいないと周囲が困ると思っている。そういう勘違い社員もいるかもしれません。
でも、もし自分に該当すると思ったら、人や仕事を大切にできているか、ちょっと考えてみてください。そこに気づくか気づかないかは、人生を大きく左右すると思います。
で、結局どうすればいいの?
あれこれ書きましたが、結局答えはこれです。
やる気のない社員は放っておけ。
どの会社にも少なからず該当する人はいると思います。そういう人に足を引っ張られないためには、放っておくのが一番です。
会議やミーティングにも呼ばれない。新しい事業にも参加できない。一緒に喜び合うこともない。そういう人生を望んでるのであれば、そうすればいいのです。
前向きな人とだけ仕事をすればいい
毎日、いろんな人からメールがきます。新しい仕事の話など、前向きな話題が多いです。そこにはやる気のない人の話題は1つもありません。名前すら出てこないのです。
人が人を変えることはできない。変えよう理解してもらおうと思うこと自体が時間の無駄。変わらない人に時間を使うのではなく、発展的な仕事ができる人とお付き合いし、そこに集中することだと思います。
そうすることで、前向きに努力した人には豊かさや幸せというリターンが返ってきます。