うちの会社は、営業や広告などはほとんど使わず、SNSやブログだけで顧客を増やしています。それでもある程度安定した経営ができているのは「コンテンツ」に力をいれてるからです。
どうしてコンテンツに力を入れるのか?それは、ただ商品を宣伝しただけで売れる時代じゃないからです。コンサルタントビジネスは料理や衣類のように形ある商品ではありません。商品説明だけでは中身を伝えることができないし、差別化も難しいと思います。
そこで必要になるのが独自のコンテンツとなります。
僕は自分の経験から「図解ビジネスモデルの作り方」というコンテンツを作り無料で提供しています。有料の講座やコンサルティングでも使えるクオリティなのでメルマガ読者も増え続けています。そして、このコンテンツをきっかけにいろんな相談をいただいてます。
本題に入りますね。先日、出版プロデューサーの山田さんが「一人ではじめるコンテンツビジネス入門」という本を出版されました。早速、本を購入して読ませていただきました。
「あなたの中に眠るコンテンツを呼び起こそう」
第三章では「自分の人生の全てがコンテンツになる」と書かれていました。本当にその通りだと思います。個人的に大きく頷いた部分でもあります。
コンサルタントをはじめたときは実績など持っていませんでした。持ってるものは経験だけです。そしてその経験も特にすごい経験ではなく、ただちょっと他の人よりも早く起業していた程度のことです。
それでも自分なりにいろいろ経験していて、「こんなチラシを作ったら反応が良かった。」「こんな企画は反応が悪かった」など、掘り起こせばいろんなノウハウが出てくるものです。
この本にも書かれているとおり、自分が実際に勉強してきたこと、習得してきたこと、体験してきたことを整理すれば、誰でもコンテンツは作れると思います。
「自分で自分の価値に気づいていない人」
いつも相談を受けて思うことがあります。自分の価値に気づいていない人があまりにも多いということです。
自分には何もない。自分は特別なものを持ってない。もし、このように思い込んでいる人がいたら、そういう人こそこの本を読んでみてください。
何が売れるかなんかわかりません。あなたにとっては普通のことも、相手にとっては特別なことかもしれません。
事務所の掃除や整理整頓をすることで会社の業績が上がったという話を聞いたことがあります。
人が物探しに使ってる時間は1年で150時間にもなるらしいです。150時間といえば、1日8時間勤務で計算すると18日分になります。この18日が大事な仕事に使えるなら業績が上がるのも納得です。
自分の経験を棚卸しすることで、今まで気づかなかった自分の価値に気づき、新しいビジネスを展開することも可能になると思います。
特に、第三章の部分が重要と思ったので、僕なりの意見を述べさせていただきました。詳しくは本を読んでみてくださいね。
ブランディングまでの流れが1冊でわかります
この本は単に自分のコンテンツをまとめましょうという内容ではなく、現実的な集客方法、オンライン講座の戦略、セールページの作り方、商業出版方法、SNSでのファン作りなど、ブランディングまでの流れが一通り説明されてます。最後の章では、多くの人が失敗すると言われているオンラインサロンの運営ノウハウについて書かれています。
自分で稼ぐ時代に必要な本
今年はコロナウィルスによって、経済や生活に大きく影響が出た1年でしたね。そして、まだまだ先はどうなるか読めません。
そんな不安定な時代だからこそ、ネットを使ってファンを増やし、景気や経済に影響しないビジネスモデルを作っておきたいとことですね。
そのためには、やはりコンテンツが重要です。コンテンツビジネスに興味がある方は是非山田さんの本を読んでみてください。