1000万円が一瞬でなくなった経験
僕は20代から経営をしていて、若い頃はお金を増やすこと目的に経営をしていました。
起業して数年は贅沢な出費や遊びは控え、とにかくお金を貯めることだけを意識してがむしゃらに頑張りました。
努力の結果もあり、1000万円という目標は達成できたのですが、でも残念ながら「よし!やったぞ!」という嬉しい気持ちはあまりありませんでした。
「1000万円にはなったけど、で?これからどうする?」「こんなもののために必死に頑張っていたのか」と冷めている自分。
その後、人間関係の問題やトラブルが続き、事業は衰退。数年かけてためた1000万円は一瞬で消え、振り出しに戻ることになります。
金を目標にしたのでは達成感は得られない
そもそも自分は何のために経営者になったのか?これからも経営を続ける場合、何を目指せば良いのか?この時の経験がなければ、真剣に考えることはなかったかもしれません。
一つわかったことは、お金を目標にしても達成感は得られず、周囲への共感や幸せには繋がらないということです。
じゃあ何を目的に経営をすれば良いのか?
自分だけではなく、お客様・従業員・仲間の幸せまで考える経営ができなければ、そもそも経営者になってはいけないのではいだろうか。このように考えるようになりました。
何かの専門家である必要はあるか?
2008年頃から本格的にコンサルティング事業をスタートさせるわけですが、実は事業のコンセプトが定まっていませんでした。
コンサルタントという仕事は何かの専門家であることが基本です。でも自分には強い専門性はありません。
無理やり作った肩書も自分の中でしっくりこなくて、次から次に肩書を変えていくことになります。
肩書・独自の強み・差別化など、いろいろ考えましたが、結局答えは見つかりませんでした。
「そもそも何かの専門家である必要はあるのか?」と疑問を持つようになり、専門家という路線から外れることを決断したのです。
結論は「専門家である必要はない」
僕の現在の名刺の肩書は「代表取締役」としか書いていません。
これでは何をやってる人か分からない。という指摘を受けるかもしれませんが、僕は城岡プロモーションという会社を経営しています。
城岡プロモーションは何ができる会社なのか?伝えるべきことは、代表者の専門性ではなく、「城岡プロモーションができること」に考え方を変えました。
コンサルもできる。撮影もできる。デザインもできる。動画撮影や編集もできる。こんなにできることがあるのに1つの専門性にこだわるなんてもったいない。
結局のところ、全てのクライアントは「ブランディング」を課題にしているわけだから、使える武器を全て使ってブランディングすればいいだけの話。
何かに特化する必要はなく、むしろ間口を広げた方が仕事がやりやすいことに気付き、現在は動画編集の仕事なども引き受けたりしています。
つまり、経営の目的ビジョンは
結局のところ、僕は挑戦し続けることが好きなようです。1つのことにこだわりすぎず、いろんなことにチャレンジしたい。それが自分のやりがいや楽しさです。
従業員に対しても同じ。大手企業のようにマニュアル的な業務や、決められた作業的な仕事だけをやるのではなく、お客様に喜ばれるためにいろんなことにチャレンジしてもらいたいです。
自分が持つアイディアや発想を形にしてもらいたい。そこに楽しさを感じられる仕事をしてもらいたい。このような思いで経営をしているので、就業規則などのルールは正直、見てるだけで気持ちが萎えます。笑
理想の会社
○ 挑戦・進化を止めない会社
○ 個人の創造力を引き出せる会社
○ 喜び感動を提供できる会社
新しいことへのチャレンジって楽しくない?
起業すると多くの人は、マーケティング沼に陥ります。
決してマーケティングを批判するつもりはありませんが、みんなが同じようなやり方でSNSにかじりつき、成果が出ないことに時間を費やしている現実を知ると、どうしても口を出したくなってしまいます。
それじゃあ楽しくないでしょ?
もっと自由な発想で、自分だからできることを見つけて欲しいです。
今年から和牛の通販をスタートする予定です。どうして和牛?と聞かれますが、それほど大きな理由はありません。
本格的に通販をやってみたかったというのが一番の理由ですが、他にもいろいろ理由があります。
和牛があればいつでもバーベキューができる。バーベキューをやれば撮影の練習もできる。イベントにも人が集まりやすい。楽しいイメージしかないです。笑
サーロインステーキを食べながら語るこれからのSNS戦略。とかどうでしょう?
僕なら参加するかも。ステーキが好きなのでね。笑
人生を楽しむ
自分の人生を楽しみたくないですか?
新しいチャレンジって楽しくないですか?
集客のための仕事、収入だけの仕事ってつまらないです。
僕はこれからも楽しいことをどんどんやるし、新しいことにもチャレンジし続けます。
人生楽しまなきゃね♪