何をやれば集客できるのか?どうすれば儲かるのか?スタートしたばかりの人いろいろ悩むことが多いと思います。
もちろんスタートしたばかりの頃は認知度もなく、軌道に乗るまでには多少の時間がかかりますが、何年たっても現状が変わらない人は根本的な部分から見直しが必要と思います。
根本的なこととはなにか?ズバリ言いますが、それは「ビジネスの選び方」です。もう少し具体的にいうと、ジャンル、業種、ビジネスモデルのことです。
僕たちが子供の頃は小さなゲームセンターがたくさんありました。今もゲームセンターはありますが、個人で経営している人は少ないと思います。
理由は簡単ですね。ゲームセンターに行かなくても、自宅のテレビ、パソコン、スマホでゲームができるようになったからです。
そんな時代に、個人で小さなゲームセンターを経営してもうまくいく見込みはありません。
いつまでも儲からない人は、昔のゲームセンターのように儲からないビジネスを選んでしまっていることが多いのです。
自分が選んだこのビジネスは本当に儲かるジャンルなのか?本当に儲かる仕組みになっているのか?スタート段階でしっかりと分析をして冷静に判断する必要があります。
では儲かるビジネスとはどんなビジネスでしょう?
新しいアイディアや独自の技術やノウハウで新しい価値を作れば成功できると考える人も多いのですが、その考え方では難しいと思います。
そもそも人は価値を知らないものは買いません。見たこともない商品を目にした瞬間に買う人はごく少数です。
なので、多くの人が知ってる商品サービスじゃないと売れないのです。
次に考えることは、すでに売れてる商品やサービスを選ぶことです。
よく、誰もやってないことをやろう。などと言われますよね。でもその考え方はとてもリスクが大きいです。
誰もやってないことは99%失敗すると思った方がいいです。
誰もやっていないことをやるのではなく、誰も気づいていない隙間を見つけること。
隙間を見つけるためには常にいろんなジャンルのビジネスにアンテナを貼っておく必要があります。
それが「儲かるビジネス」です。
僕はコンサルタントという経営をサポートする仕事をしていますが、2016年ごろ少し危機感を感じた時期があります。
同じようなコンサルタントが増えて差別化が難しくなってきた。コンサル会社から制作会社に方向性を変更しました。
制作が増えるということは写真や動画などのコンテンツの需要も増えるということになります。
だから撮影スタジオを作り、柔軟に対応できるように設備投資をしました。
撮影やデザインができるコンサルタントから、コンサルができるデザイン制作会社に変えたわけですね。
コンサルタント、制作会社、デザイン会社、カメラマン。どの仕事もすでにたくさんの競合がいるので、どんな会社が儲かっているか徹底的に調べて、一つ一つサービスを見直しました。
このように関連性のあるサービスをつなげていくことで、どこが入り口であっても自然に売上があがっていくのですね。
おかげさまで、会社設立から10年、一度も売上が前年を下回ったことはありません。
2023年1月のセミナーは「儲かるビジネスの隙間を見つける!」です。2023年からビジネスを大きく変化させたい人は、ぜひご参加ください。