現状が変わらない理由は思考癖
頑張ってるつもりなんだけど、なかなか現状が変わらない。良くならない。などの悩みが続いている人は、根本的な考え方が間違っている可能性が高いです。
特徴として、思い込みが強く、自分以外の人や状況のせいにする思考癖もあります。
理解してくれない相手が悪い。説明してくれない相手が悪い。人口が少ないこの地域では難しい。どうせやってもうまくいかない。などの思考癖です。
相手が悪いと思っている人は、相手を変えようとします。自分は間違っていないので当然そうなります。
給与が上がらないという不満を持つ会社員は多いと思いますが、それは会社や社長が悪いのでしょうか?逆の場合も同じです。社員に対して不満を持つ経営者も多いと思いますが、それは社員に問題がるのでしょうか?
もちろん相手に問題があるケースもあると思うけど、そもそもその原因を作ってるのは自分かもしれません。
考え方をこのように変えたらどうでしょう?
どうやったら伝わるだろうか?
説明しにくい状況を作っているのは自分かもしれない。
人口が少ないこの地域で成功するには何が必要か?
成功するために最も重要なことはなんだろう?
このように、事実と感情を分けて考えることで、客観的に考え冷静に判断できるようになります。
不安倍増、結果は最悪の悪循環
「自分以外の人や状況が悪いとい」という前提を持ったまま、行動だけを頑張るとどうなるか?
心の中で「どうせうまくいかない」「やっぱりダメだったか」となり、不満は倍増、結果は最悪。
そして、「やはりあいつはダメなやつ」と相手がどんどん悪くなっていきますね。このような思考癖を持ったまま現状を変えようと思っても、それは無理な話です。
いちいち悪く考えるなってことです。
自信がないからできないは意味不明
現状が変わらないもう一つの理由は、自分を責めるパターンです。
できない自分を見て自分が嫌になったり、起きてもいない最悪の事態を考えすぎたり、何かミスがあるたびに自分のせいだと思いつめてしまう人..
こういう思考癖の人には言いたいことがたくさんあります。
まず、まさか失敗のない人生を望んでる?ということ。
それと、できないことに挑戦するのが仕事じゃないの?ということ。
この2つは強く言いたいですね。
そもそもビジネスは難しいものです。難しいからこそ努力して結果を出すことに喜びを感じるわけですね。
失敗は当たり前だし、失敗があるから成功があるということを理解すべきです。
自信がないのは、練習や経験が不足しているからです。あのイチローですら、自信なんかないですよ。全打席が挑戦です。と言ってるくらいですからね。
僕は、そもそもそこまで自信が必要とは思っていません。むしろ自信がないくらいでちょうどいいと思っています。
自信がないから練習するわけですよね。できないからこそやってみるわけですよね。それが挑戦ではないでしょうか。
失敗すると叱られ、ミスがないと褒められる昭和の常識
小学校の時、学習発表会で演劇のセリフを間違えてしまいました。その時先生にものすごく叱られた。
次の練習でもセリフを忘れてしまい、体育館に正座されられました。当時はそんなのは当たり前でしたが、僕は怒鳴られて正座しなければいけないほと悪いことをしたのでしょうか?
元々僕は扁桃腺が弱くて大きな声が出せない。演劇自体が苦痛でならないのに、この先生はなぜそんなに怒っているのか?
これはほんの一例ですが、僕たち昭和世代の人は、個人の都合など関係なく「成功したら褒められ」「失敗したら叱られる」という常識の中で育ってきたような気がします。
失敗することは悪いこと。失敗が怖い。という感情はこう言った時代背景にあるような気もします。
現状を変えるためにはどうすればいい?
現状を帰るためには、この3つの考え方に切り替えることだと思います。
善悪でジャッジしないこと
不安と行動は無関係である
失敗が悪であるという思い込み
誰が正しいか?そんなことを決めるために仕事をしているわけではないということ。
できないからこそ行動する。自信がないからこそ経験を積むということ。
そして、失敗の数だけ新しい道が開けるということ。
そもそも自分の仕事のやりがいはなんですか?って話です。
最後に
○○の中に言葉を当てはめてみてください。それができているのなら現状は変わるはずです。
仕事をする上で一番のやりがいは、「○○○○」です。