新年明けましておめでとうございます。新年初ブログとなります。
ダイヤモンドプリンセス号のニュースが取り上げられたのは今から約2年前のこと。月日の流れは早いものですね。つい最近のような感覚です。
リアルセミナーや講座を中心とした仕事のため、急遽オンラインに切り替えましたが、どうも力が入らず本業のコンサルの方は流れに身を任せていた感じです。
結果的に悪い状況にはならなかったのですが、でもこれからのことを考えると、何かやり方を変えなければいけない。何を変えようか?いろいろ考えた結果、他の人がやらないことをやろうと決めました。
その1つが、店舗経営の拡大です。2020年以降、新しいサロンを2店舗作りました。それだけではなく、コンサルティング付きのレンタルカメラ事業の立ち上げ、今年は本格的にスタジオを作ります。
こんな時代ですが、あえてリアルを意識したビジネスに利益を全て投資しています。
どうしてリアルビジネスなのか?多くの人に聞かれます。
今はオンラインでなんでもできる時代。仕事のやり方も生活様式も変わった。などと言われていますが、本音でいうと人はリアルなコミュニケーションを望んでいるものと思っています。
それに、リアルじゃなければ提供できない価値もたくさんあります。人間じゃなければできない仕事もたくさんあるのです。
人間にできて機械にできないことはなにか?
経験と感覚的が必要な仕事、クリエイティブな仕事、直感と創造はロボットにはできません。今年オープンしたサロンは経験と直感があってできること。撮影やデザインは、人の創造力で作り出す価値。
事務所ではちょっとしたことで議論になります。議論になる理由は、どちらも正解だからです。正解不正解のない仕事をコンピューターができるのか?
喜びや感動だけがリアルの良いところではない。喧嘩というコミュニケーションもリアルだからこそできること。なんでも統計や計算で答えを出すのではなく、反省したり、悔しい思いをしたり、人は苦を乗り越えて成長していくものと思っています。
AIでもできることもたくさんあります。でも、僕は人間の能力を信じています。こういうことをいろいろ考えているうちに、今まで以上に人対人のリアルビジネスを意識するようになったのです。
結果はどうだったか?
個人的には、過去の経営者人生の中で、一番成功できた1年だったと思っています。いろいろありました。本当にいろいろありました。でも、何もない無難な人生より、困難を乗り越える人生の方が乗り越えた先の感動は大きいですよね。
なんでもオンライン化で便利な時代ではありますが、人としての喜びの本質を忘れず仕事をしていきたいと思います。今年も一年、よろしくお願いいたします。